Chromeデベロッパーツールの使い方を初心者向けにわかりやすく解説|基本操作から実践テクニックまで

Chromeデベロッパーツールの使い方を初心者向けに解説|起動方法からHTML・CSS編集まで実践で学ぶ
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Chromeブラウザに標準搭載されている開発者ツールは、Webサイトの構造確認やデバッグ、パフォーマンス分析など、多彩な機能を備えた強力なツールです。プログラマーやWeb制作者はもちろん、マーケターやブロガーにとっても、サイト改善のヒントを得るために欠かせない存在となっています。しかし、初めて触れる方にとっては、多機能ゆえにどこから手をつければよいか迷ってしまうことも少なくありません。本記事では、開発者ツールの使い方を基本操作から実践的なテクニックまで、初心者の方でも理解できるようにステップごとに解説していきます。

この記事でわかること
  • 開発者ツールの起動方法と基本画面の見方

ショートカットキーやメニューから簡単に開くことができ、各パネルの役割を理解すれば効率的に作業を進められます

  • HTMLとCSSをリアルタイムで編集する方法

Elementsパネルを使えば、ページの構造やスタイルをその場で変更しながら確認できます

  • サイト表示速度やエラーの原因を特定するテクニック

NetworkパネルやConsoleパネルを活用することで、パフォーマンス改善やバグ修正に役立てられます

目次
監修者情報

TechSuite株式会社
COO バクヤスAI事業統括

倉田 真太郎

大学在学中よりWEBディレクターとして実務経験を開始。生成AI活用型SEO記事代行事業を立ち上げ、同カテゴリ内で市場シェアNo.1を獲得。同サービスで20,000記事超のAIライティング実績。0から1年間で月間300万PVのメディアを立ち上げ、月間1億円超の売上創出に寄与した経験を有する。

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開発者ツールの起動方法

Chromeの開発者ツールは、デベロッパーツールやDevToolsとも呼ばれ、Webページの検証や分析に使用される機能です。まずは、この開発者ツールを開くための複数の方法を押さえておきましょう。状況に応じて使い分けることで、作業効率が大幅に向上します。

ショートカットキーで開く

開発者ツールを最も素早く開く方法は、キーボードショートカットを使用することです。Windowsの場合はF12キー、またはCtrl+Shift+Iを押すと即座に起動できます。Macの場合はCommand+Option+Iで同様の操作が可能です。

特定の要素を直接調べたい場合は、Ctrl+Shift+C(MacはCommand+Shift+C)を使うと、要素選択モードで開発者ツールが起動します。このモードでは、ページ上の任意の要素をクリックするだけで、その要素のHTMLコードとCSSスタイルが表示されます。

右クリックメニューから開く

調べたい要素の上で右クリックし、表示されるコンテキストメニューから「検証」を選択する方法も広く使われています。この方法の利点は、特定の要素を直接選択した状態で開発者ツールが開くことです。

右クリックからの起動は、HTMLの構造を把握しながら目的の要素を探したい場合に便利です。ページ上で視覚的に確認しながら操作できるため、初心者の方にも取り組みやすい方法といえます。

ブラウザメニューから開く

Chromeの右上にある三点メニューから「その他のツール」→「デベロッパーツール」を選択して開くこともできます。この方法は操作に時間がかかりますが、ショートカットキーを覚えていない場合の代替手段として覚えておくと役立ちます。

以下の表に、各起動方法をまとめました。

起動方法 Windows Mac
ショートカット1 F12 Command+Option+I
ショートカット2 Ctrl+Shift+I Command+Option+I
要素選択モード Ctrl+Shift+C Command+Shift+C
右クリック 右クリック→検証 右クリック→検証

作業内容に合わせて、これらの起動方法を使い分けることをおすすめします。

ショートカットキーを覚えておくと、開発者ツールへのアクセスが格段に速くなりますよ。まずはF12キーから試してみましょう。

開発者ツールの画面構成

開発者ツールを起動すると、複数のパネルが並んだ画面が表示されます。各パネルにはそれぞれ異なる役割があり、目的に応じて使い分けることで効率的なWeb開発やサイト分析が可能になります。ここでは、主要なパネルの機能と使い方を解説していきます。

Elementsパネルの役割

ElementsパネルはHTMLの構造とCSSスタイルを確認・編集できる、最も使用頻度の高いパネルです。左側にはDOMツリーと呼ばれるHTML要素の階層構造が表示され、右側には選択した要素に適用されているCSSスタイルが表示されます。

このパネルでは、HTMLの内容を直接書き換えたり、CSSの値を変更したりすることができます。変更はリアルタイムでページに反映されますが、ページを再読み込みすると元に戻るため、安心して試行錯誤が可能です。

Consoleパネルの役割

ConsoleパネルはJavaScriptのエラーメッセージやログを確認するためのパネルです。ページ上で発生したエラーは赤色で表示され、警告は黄色で表示されるため、問題の把握が容易になります。

JavaScriptのコードを直接入力して実行することもでき、動作確認やデバッグに活用できます。また、console.log()を使ってプログラムの動作状況を出力し、処理の流れを追跡することも可能です。

Networkパネルの役割

Networkパネルでは、ページの読み込み時に発生する通信の詳細を確認できます。画像、CSS、JavaScript、APIリクエストなど、すべてのネットワーク通信がリスト形式で表示されます。

各リソースの読み込み時間やファイルサイズ、HTTPステータスコードなどが一目でわかるため、ページ表示速度の改善に役立ちます。特定のリソースの読み込みが遅い場合や、エラーが発生している場合も、このパネルで原因を特定できます。

以下に、主要パネルの機能をまとめました。

パネル名 主な機能 活用シーン
Elements HTML/CSS確認・編集 デザイン調整、構造確認
Console エラー確認、JS実行 デバッグ、動作検証
Network 通信状況の確認 速度改善、エラー調査
Sources ソースコード確認 JSデバッグ、ブレークポイント
Application ストレージ確認 Cookie、キャッシュ管理

用途に応じてパネルを切り替えながら作業を進めることで、効率的な分析が可能になります。

最初はElementsパネルとConsoleパネルの2つを重点的に覚えるのがおすすめです。この2つだけでも多くの作業に対応できますよ。

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開発者ツールでHTMLを編集する

開発者ツールの使い方を学ぶうえで、HTMLの編集は基本中の基本といえる操作です。Elementsパネルを活用すれば、ページ上のテキストや要素を自由に変更し、その結果をリアルタイムで確認できます。実際のファイルを変更せずに試行錯誤できるため、学習やデザイン検証に最適です。

要素の選択方法

開発者ツール左上にある矢印アイコンをクリックするか、Ctrl+Shift+Cを押すと、要素選択モードが有効になります。この状態でページ上の任意の場所をクリックすると、対応するHTML要素がElementsパネル内でハイライト表示されます。

要素にマウスカーソルを合わせると、その要素の境界線やマージン、パディングが視覚的に表示されるため、レイアウトの把握が容易になります。青色が要素本体、緑色がパディング、オレンジ色がマージンを示しています。

テキストの書き換え方

Elementsパネルで変更したい要素をダブルクリックすると、編集モードに入ります。テキスト部分を選択してそのまま入力すれば、ページ上の表示がリアルタイムで変化します。

見出しや段落のテキストを変更して、デザインの見た目を確認したい場合に便利です。タグの属性値を変更することも可能で、リンク先のURLやalt属性なども編集できます。

要素の追加と削除

HTML要素を右クリックすると、コンテキストメニューが表示されます。「Edit as HTML」を選択すれば、その要素をHTMLコードとして直接編集できます。新しいタグを追加したり、既存の構造を変更したりすることが可能です。

要素を削除したい場合は、Deleteキーを押すか、右クリックメニューから「Delete element」を選択します。削除した要素は、Ctrl+Zで元に戻すこともできます。

HTML編集でできることをチェックしましょう。

  • テキスト内容の変更
  • 属性値(href、src、alt等)の編集
  • 新しいHTML要素の追加
  • 不要な要素の削除
  • 要素の順序入れ替え

これらの操作はすべて一時的なもので、ページを再読み込みすれば元の状態に戻ります。安心してさまざまな変更を試してみてください。

HTMLの編集は元に戻せるので、失敗を恐れずにどんどん試してみましょう。実際に手を動かすことで理解が深まります。

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開発者ツールでCSSを編集する

CSSの編集機能は、開発者ツールの使い方を習得するうえで重要なスキルのひとつです。Elementsパネルの右側に表示されるStylesセクションを使えば、色やサイズ、配置などのスタイルをリアルタイムで変更できます。デザインの微調整や競合サイトの分析にも役立つ機能です。

スタイルの確認方法

Elementsパネルで要素を選択すると、右側のStylesタブにその要素に適用されているCSSルールが表示されます。上から優先度の高い順に並んでおり、どのスタイルシートのどの行で定義されているかも確認できます。

取り消し線が引かれているプロパティは、より優先度の高いルールによって上書きされていることを示しています。これにより、意図したスタイルが適用されない原因を特定しやすくなります。

プロパティ値の変更

Stylesセクション内のプロパティ値をクリックすると、編集モードに入ります。数値を入力したり、上下矢印キーで1ずつ増減させたりすることが可能です。Shiftキーを押しながら矢印キーを押すと、10ずつ変化します。

色の値にカーソルを合わせると、カラーピッカーが表示されます。視覚的に色を選択できるため、配色の検討がスムーズに行えます。また、新しいプロパティを追加したい場合は、ルールの最後の行をクリックして入力を開始します。

ボックスモデルの確認

StylesタブのComputedセクションに切り替えると、ボックスモデルの図が表示されます。これは要素のcontent、padding、border、marginの各領域を視覚的に示したものです。

ボックスモデルの図をクリックして値を直接編集することもでき、レイアウトの調整に便利です。余白の問題やレイアウト崩れの原因を特定する際に重宝します。

CSSの編集でよく使用する操作を以下にまとめました。

操作 方法 補足
値の微調整 上下矢印キー 1ずつ増減
値の大幅変更 Shift+上下矢印 10ずつ増減
プロパティ無効化 チェックボックスをオフ 一時的に無効
新規プロパティ追加 空行をクリック 入力開始

これらの操作を組み合わせることで、効率的なスタイル調整が可能になります。

CSSの変更はリアルタイムで反映されるので、数値を少しずつ変えながらベストな見た目を探れます。デザイン調整がとても楽になるでしょう。

開発者ツールの便利な機能

ここまで紹介した基本的な使い方に加えて、開発者ツールには作業効率を高める便利な機能が多数搭載されています。これらの機能を知っておくことで、より高度な分析やデバッグが可能になります。実務でも活用できるテクニックを身につけていきましょう。

デバイスモードの活用

開発者ツール左上のデバイスアイコンをクリックするか、Ctrl+Shift+M(MacはCommand+Shift+M)を押すと、デバイスモードが有効になります。これはスマートフォンやタブレットなど、さまざまなデバイスでの表示をシミュレートする機能です。

レスポンシブデザインの確認や、タッチ操作のテストに不可欠な機能といえます。画面上部のドロップダウンメニューからiPhoneやPixelなど、特定のデバイスを選択することも可能です。

スクリーンショットの撮影

開発者ツールを使って、ページ全体のスクリーンショットを撮影できます。Ctrl+Shift+P(MacはCommand+Shift+P)でコマンドパレットを開き、「screenshot」と入力すると、複数の撮影オプションが表示されます。

「Capture full size screenshot」を選択すると、スクロールが必要な長いページでも全体を1枚の画像として保存できます。特定の要素だけを撮影したい場合は、「Capture node screenshot」を使用します。

ネットワーク速度の制限

Networkパネルには、ネットワーク速度を制限するスロットリング機能があります。「No throttling」と表示されているドロップダウンメニューから、3GやSlow 3Gなどの通信環境をシミュレートできます。

この機能を使えば、低速回線でのページ表示速度を確認でき、ユーザー体験の改善点を発見しやすくなります。モバイル環境でのパフォーマンス検証に役立つ機能です。

覚えておくと便利なショートカットをまとめました。

  • Ctrl+Shift+M:デバイスモード切替
  • Ctrl+Shift+P:コマンドパレット
  • Ctrl+F:パネル内検索
  • Ctrl+L:Consoleクリア
  • Esc:下部パネル表示切替

これらのショートカットを活用して、作業時間を短縮していきましょう。

デバイスモードは実機がなくてもスマホ表示を確認できる優れた機能です。レスポンシブ対応の確認に欠かせません!

よくある質問

開発者ツールで変更した内容は保存されますか

開発者ツールで行った変更は一時的なもので、ページを再読み込みすると元に戻ります。実際のファイルには影響を与えないため、安心してさまざまな変更を試すことができます。変更内容を保存したい場合は、CSSや HTMLコードを別途コピーして、実際のファイルに反映させる必要があります。

開発者ツールは他のブラウザでも使えますか

Firefox、Safari、Microsoft Edgeなど、主要なブラウザにも同様の開発者ツールが搭載されています。基本的な機能や操作方法は似ていますが、パネル名や一部の機能には違いがあります。Chromeの開発者ツールに慣れておけば、他のブラウザのツールにもスムーズに対応できるでしょう。

プログラミング初心者でも開発者ツールを使えますか

プログラミングの知識がなくても、基本的な操作は問題なく行えます。テキストの変更や色の調整といった作業は、視覚的な操作で完結するため初心者の方にも取り組みやすい内容です。使いながら少しずつHTMLやCSSの知識を身につけていくことで、より高度な活用ができるようになります。

まとめ

Chromeの開発者ツールは、Webサイトの構造理解やデザイン調整、パフォーマンス分析に欠かせない強力なツールです。F12キーで簡単に起動でき、ElementsパネルでHTML/CSSを、ConsoleパネルでJavaScriptのエラーを、Networkパネルで通信状況を確認できます。

初めての方は、まず要素の選択とテキスト編集から始めて、徐々にCSSの変更やデバイスモードの活用へとステップアップしていくことをおすすめします。変更は一時的なものなので、失敗を恐れずにさまざまな操作を試してみてください。

開発者ツールの使い方をマスターすることで、Webサイトの改善点を自分で発見し、より良いユーザー体験を提供するためのヒントを得られるようになります。ぜひ日常的に活用して、スキルアップに役立ててみてください。

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