WordPressカスタムフィールドとは?設定から出力・表示方法まで徹底解説

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WordPressでWebサイトを運営していると、記事ごとに独自の情報を追加したいと感じることがあります。例えば、商品の価格や店舗の営業時間、イベントの開催日など、定型的な情報を効率よく管理したい場面は多いでしょう。そんなときに活躍するのが「カスタムフィールド」という機能です。カスタムフィールドを使えば、投稿や固定ページに自由な項目を追加でき、サイトの情報管理が格段に楽になります。本記事では、WordPressカスタムフィールドの基本的な概念から、実際の設定方法、そしてサイト上への出力・表示方法まで、初心者の方にもわかりやすく解説していきます。

この記事でわかること
  • WordPressカスタムフィールドの基本的な仕組みと役割

カスタムフィールドは、投稿に独自の情報を追加できるWordPress標準機能で、柔軟なコンテンツ管理を実現します

  • カスタムフィールドの設定方法と手順

WordPress標準機能での設定から、プラグインを活用した効率的な管理方法まで具体的に解説します

  • カスタムフィールドの値をサイトに出力・表示する方法

テンプレートファイルへの記述方法や関数の使い方を、実際のコード例とともに紹介します

目次
監修者情報

TechSuite株式会社
COO バクヤスAI事業統括

倉田 真太郎

大学在学中よりWEBディレクターとして実務経験を開始。生成AI活用型SEO記事代行事業を立ち上げ、同カテゴリ内で市場シェアNo.1を獲得。同サービスで20,000記事超のAIライティング実績。0から1年間で月間300万PVのメディアを立ち上げ、月間1億円超の売上創出に寄与した経験を有する。

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WordPressカスタムフィールドとは

カスタムフィールドとは、WordPressの投稿や固定ページに独自の情報項目を追加できる機能です。通常の投稿画面では、タイトルと本文しか入力できませんが、カスタムフィールドを使うことで、自由に項目を増やすことができます。

WordPressでは、投稿に関するさまざまな情報を「メタデータ」として保存しています。カスタムフィールドは、このメタデータを活用して、「名前」と「値」のペアで情報を管理する仕組みです。例えば、商品紹介ページであれば「価格:3,000円」のように、名前に「価格」、値に「3,000円」を設定できます。

カスタムフィールドの活用場面

カスタムフィールドは、同じ形式の情報を複数の投稿で繰り返し使う場合に特に効果を発揮します。具体的には、不動産サイトでの物件情報(価格、面積、築年数など)や、飲食店サイトでの店舗情報(営業時間、定休日、席数など)の管理に活用できます。

イベント情報サイトでは、開催日時や会場、参加費などを統一的に管理できます。また、ECサイトでは商品スペックや在庫状況の表示にも使われています。このように、定型的な情報を効率よく管理したい場面で重宝します。

通常の投稿機能との違い

通常の投稿では、タイトルと本文エリアに自由にテキストを入力します。一方、カスタムフィールドでは、あらかじめ設定した項目に対して値を入力するため、情報の整理がしやすくなります。

本文内に情報を書く場合と異なり、カスタムフィールドを使えばデータとして情報を扱えるため、検索や一覧表示などの機能を実装しやすくなります。また、表示位置やデザインをテンプレートで一括管理できる点も大きなメリットです。

メリットとデメリット

カスタムフィールドには多くのメリットがありますが、同時に考慮すべき点もあります。導入を検討する際は、両面を理解しておくことが大切です。

項目 メリット デメリット
情報管理 定型情報を統一的に管理できる 設定に初期の手間がかかる
表示制御 テンプレートで一括管理できる PHPの基本知識が必要になる場合がある
拡張性 プラグインで機能を拡張できる プラグインへの依存度が高まる可能性がある

上記の表からわかるように、カスタムフィールドは適切に活用すれば非常に便利な機能です。ただし、サイトの規模や目的に応じて、導入の必要性を検討することが重要です。

カスタムフィールドは、定型情報を効率よく管理したいときに最適な機能です。まずは基本を理解してから活用してみましょう。

WordPressカスタムフィールドの設定方法

カスタムフィールドの設定方法は、WordPress標準機能を使う方法と、プラグインを活用する方法の2種類があります。それぞれの特徴を理解して、自分のサイトに合った方法を選びましょう。

WordPress標準機能は追加のインストールが不要で手軽に始められますが、設定画面がシンプルなため、項目が増えると管理が煩雑になることがあります。一方、プラグインを使えば、より直感的な管理画面で効率的に運用できます。

標準機能での設定手順

WordPress 5.0以降のブロックエディタでは、カスタムフィールドの設定パネルはデフォルトで非表示になっています。まず、投稿編集画面の右上にある「オプション」から「設定」を開き、「パネル」の中の「カスタムフィールド」を有効にする必要があります。

有効にすると、投稿編集画面の下部にカスタムフィールドの入力欄が表示されます。「新規追加」をクリックし、「名前」と「値」を入力して保存すれば、カスタムフィールドの登録は完了です。

標準機能でカスタムフィールドを設定する手順

  • 投稿編集画面の「オプション」から「設定」を開く
  • 「パネル」内の「カスタムフィールド」を有効化する
  • 画面下部に表示されるカスタムフィールド欄で「新規追加」をクリック
  • 「名前」と「値」を入力して投稿を保存する

プラグインを使った設定

カスタムフィールドの管理をより効率的に行いたい場合は、専用プラグインの活用が効果的です。代表的なプラグインとして「Advanced Custom Fields(ACF)」や「Custom Field Suite」などがあります。

これらのプラグインを使えば、テキストだけでなく、画像、日付、セレクトボックスなど、さまざまな入力タイプのフィールドを作成できます。また、フィールドをグループ化したり、表示条件を設定したりと、高度な管理が可能になります。

フィールド名の付け方

カスタムフィールドの名前は、後から参照しやすいように、わかりやすい命名規則を決めておくことが大切です。英数字とアンダースコアを組み合わせた名前を使用することが一般的です。

例えば、商品価格なら「product_price」、公開日なら「publish_date」のように、内容が推測できる名前を付けましょう。日本語の名前も使用できますが、テンプレートでの記述時にエラーの原因になることがあるため、英数字での命名が推奨されます。

用途 推奨フィールド名 避けるべき名前
商品価格 product_price 価格、kakaku
営業時間 business_hours 時間、jikan
担当者名 staff_name 名前、担当

上記の表を参考に、プロジェクト内で統一した命名規則を設けておくと、チームでの運用もスムーズになります。

プラグインを使えば設定が格段に楽になりますよ。まずは標準機能で仕組みを理解してから、プラグイン導入を検討するのがおすすめです。

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カスタムフィールドの出力方法

カスタムフィールドに登録した値をサイト上に表示するには、テンプレートファイルにPHPコードを記述する必要があります。WordPressには、カスタムフィールドの値を取得するための便利な関数が用意されています。

主に使用する関数は「get_post_meta()」と「the_meta()」の2つです。状況に応じて適切な関数を選択することで、効率的にカスタムフィールドの値を出力できます。

get_post_meta関数の使い方

get_post_meta()関数は、特定のカスタムフィールドの値を取得する際に最もよく使われる関数です。この関数は3つの引数を受け取り、投稿ID、フィールド名、そして単一の値を返すかどうかを指定します。

基本的な書式は「get_post_meta( 投稿ID, ‘フィールド名’, true )」となります。第3引数をtrueにすると単一の値が、falseにすると配列で値が返されます。通常は第3引数にtrueを指定することが多いです。

テンプレートへの記述例

実際にテンプレートファイルに記述する場合は、WordPressループ内で使用するのが一般的です。single.phpやpage.phpなどのテンプレートファイルに、以下のような形式でコードを追加します。

テンプレートファイルを編集する際は、事前にバックアップを取っておくことが重要です。また、子テーマを使用している場合は、子テーマ内のファイルを編集するようにしましょう。

関数名 用途 特徴
get_post_meta() 特定フィールドの値を取得 柔軟な出力が可能
the_meta() 全フィールドを一覧表示 簡易的な表示に適している
get_post_custom() 全フィールドを配列で取得 複数フィールドの処理に便利

上記の表を参考に、目的に応じた関数を選択してください。単一のフィールドを表示するならget_post_meta()、全フィールドを確認するならthe_meta()が適しています。

条件分岐での表示制御

カスタムフィールドに値が入力されているかどうかを確認してから表示する処理も重要です。値が空の場合にエラーや不要な表示を防ぐため、条件分岐を使用します。

PHPのif文を使って、get_post_meta()で取得した値が存在するかチェックしてから出力するのが一般的な手法です。これにより、カスタムフィールドが設定されていない投稿でも、エラーなく表示できます。

出力時のチェックポイント

  • 値が空でないことを確認してから表示する
  • HTMLエスケープ処理を忘れずに行う
  • 表示位置とデザインを事前に決めておく

get_post_meta()関数をマスターすれば、カスタムフィールドの活用幅が大きく広がります。条件分岐も忘れずに実装しましょう。

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カスタムフィールドの表示をカスタマイズ

カスタムフィールドの値を出力するだけでなく、見た目やレイアウトをカスタマイズすることで、より使いやすいサイトを構築できます。CSSでのスタイリングや、複数フィールドの組み合わせ表示など、さまざまなカスタマイズが可能です。

表示のカスタマイズは、ユーザーの利便性を高めるだけでなく、サイト全体のデザインの統一感を保つためにも重要な要素です。ここでは、実用的なカスタマイズ方法を紹介します。

CSSでのスタイリング

カスタムフィールドの出力部分にclass属性を付与することで、自由にCSSでスタイリングできます。例えば、価格情報を目立たせたい場合は、専用のクラスを付けて文字サイズや色を変更できます。

スタイリングの際は、サイト全体のデザインガイドラインに沿った設定を心がけましょう。また、スマートフォンでの表示も考慮して、レスポンシブデザインに対応したCSSを記述することが大切です。

複数フィールドの組み合わせ

複数のカスタムフィールドを組み合わせて、より情報量の多い表示を実現することもできます。例えば、「開始日」と「終了日」のフィールドを使って「○月○日〜○月○日」という期間表示を作成できます。

フィールドの組み合わせには、PHPの文字列連結機能を活用します。各フィールドの値を変数に格納してから、任意の形式で結合して出力する方法が一般的です。

プラグインでの表示拡張

Advanced Custom Fieldsなどのプラグインを使用している場合は、専用の出力関数が用意されています。ACFであれば「the_field()」や「get_field()」といった関数を使うことで、より簡潔にコードを記述できます。

プラグイン独自の関数は、画像フィールドやリピーターフィールドなど、複雑なデータ構造の出力にも対応しています。プラグインのドキュメントを参照して、適切な関数を選択しましょう。

表示カスタマイズのポイント

  • 出力部分に適切なclass属性を付与する
  • レスポンシブデザインを考慮したCSSを記述する
  • プラグイン使用時は専用関数を活用する
  • 表示テストを複数のブラウザで行う

カスタマイズ次第で、サイトの使いやすさが大きく変わります。CSSとの組み合わせで、デザイン性の高い表示を目指しましょう。

カスタムフィールド活用の注意点

カスタムフィールドを効果的に活用するためには、いくつかの注意点を押さえておく必要があります。運用面での配慮や、パフォーマンスへの影響を理解しておくことで、トラブルを未然に防げます。

特に、大量のカスタムフィールドを使用する場合や、複数人でサイトを運営する場合は、事前に運用ルールを決めておくことが重要です。

パフォーマンスへの影響

カスタムフィールドのデータはデータベースに保存されるため、大量のフィールドを使用するとページの読み込み速度に影響する可能性があります。特に、一覧ページで多くの投稿のカスタムフィールドを表示する場合は注意が必要です。

パフォーマンスを維持するためには、必要なフィールドだけを使用し、不要になったフィールドは削除することが大切です。また、キャッシュプラグインの活用も効果的な対策となります。

セキュリティの考慮事項

カスタムフィールドの値をフロントエンドに表示する際は、セキュリティにも配慮が必要です。ユーザーが入力した値をそのまま出力すると、クロスサイトスクリプティング(XSS)などの脆弱性につながる可能性があります。

出力時にはesc_html()やesc_attr()などのエスケープ関数を使用して、安全に値を表示することが推奨されます。WordPressが提供するサニタイズ関数を適切に活用しましょう。

運用時のベストプラクティス

長期的にサイトを運営していく上で、カスタムフィールドの管理方法を明確にしておくことが重要です。フィールド名の命名規則や、どの投稿タイプにどのフィールドを使うかをドキュメント化しておくと、引き継ぎ時にも役立ちます。

また、テスト環境で十分に動作確認を行ってから本番環境に反映することも、安全な運用のために欠かせません。定期的なバックアップも忘れずに行いましょう。

注意点 対策 効果
パフォーマンス低下 必要なフィールドのみ使用 ページ読み込み速度の維持
セキュリティリスク エスケープ関数の使用 XSS攻撃の防止
運用の混乱 命名規則のドキュメント化 チーム内での認識統一

上記の表を参考に、カスタムフィールドの運用体制を整えておくことで、長期的に安定したサイト運営が可能になります。

セキュリティとパフォーマンスは、サイト運営の基本中の基本。カスタムフィールドを使う際も、この2点は常に意識しておきましょう!

よくある質問

カスタムフィールドとカスタム投稿タイプの違いは何ですか

カスタムフィールドは投稿に独自の情報項目を追加する機能で、カスタム投稿タイプは「投稿」「固定ページ」以外の新しい投稿形式を作成する機能です。例えば、カスタム投稿タイプで「商品」という投稿形式を作り、そこにカスタムフィールドで「価格」「在庫数」などの項目を追加するという使い方が一般的です。

カスタムフィールドのデータはどこに保存されますか

カスタムフィールドのデータは、WordPressデータベース内の「wp_postmeta」テーブルに保存されます。投稿IDと紐づけて「メタキー(フィールド名)」と「メタバリュー(値)」のペアで管理されています。データベースのバックアップを取っておけば、カスタムフィールドのデータも一緒に保存されます。

プラグインなしでカスタムフィールドを使えますか

はい、WordPress標準機能としてカスタムフィールドは搭載されています。投稿編集画面の設定からカスタムフィールドパネルを有効にすれば、プラグインなしで使用できます。ただし、フィールドタイプがテキストのみに限られるため、画像や日付などの入力には専用プラグインの利用が効果的です。

カスタムフィールドの値が表示されない場合はどうすればよいですか

まず、カスタムフィールドに正しく値が保存されているか確認してください。次に、テンプレートファイル内のフィールド名(メタキー)が完全に一致しているか確認します。大文字・小文字やスペースの有無も影響するため、正確な名前を使用することが重要です。また、get_post_meta()関数の引数が正しいかも確認しましょう。

まとめ

WordPressのカスタムフィールドは、投稿や固定ページに独自の情報項目を追加できる便利な機能です。商品情報や店舗データなど、定型的な情報を効率よく管理したい場合に大きな力を発揮します。

設定方法は、WordPress標準機能を使う方法と、Advanced Custom Fieldsなどのプラグインを活用する方法があります。初めての方は標準機能で基本を理解してから、必要に応じてプラグインを導入するとスムーズに活用できるでしょう。

カスタムフィールドの値をサイトに表示するには、get_post_meta()関数などを使ってテンプレートファイルに記述します。セキュリティやパフォーマンスにも配慮しながら、適切に運用することで、より使いやすく管理しやすいWordPressサイトを構築できます。ぜひ本記事を参考に、カスタムフィールドを活用してみてください。

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