Webサイトの運営やアクセス解析を行う際に、「ユニーク数」という言葉を耳にしたことはないでしょうか。ユニーク数は、サイトに訪れた実際の人数を把握するための重要な指標です。しかし、PV数やセッション数との違いが曖昧なまま使用している方も多いかもしれません。この記事では、ユニーク数の基本的な意味から、他の指標との違い、確認方法まで詳しく解説します。正しい理解を深めることで、より効果的なサイト分析が可能になります。
- ユニーク数の基本的な意味と計測方法
ユニーク数とは、一定期間内にWebサイトを訪問した重複のない訪問者数を指します
- PV数・セッション数との明確な違い
それぞれの指標が示す内容と使い分け方を理解することで、適切な分析が行えます
- Googleアナリティクスでの確認方法
具体的な操作手順を知ることで、すぐに自社サイトの分析を始められます
ユニーク数の基本的な意味
アクセス解析において、ユニーク数は最も基本的な指標の一つです。サイトの実質的な訪問者数を把握することで、マーケティング施策の効果測定や集客力の評価に活用できます。
ユニーク数を正しく理解することは、Webサイト運営の第一歩といえます。まずは基本的な概念から確認していきましょう。
ユニーク数の定義とは
ユニーク数とは、特定の期間内にWebサイトを訪問した重複のない訪問者の数を指します。同じ人が1日に何度訪問しても、ユニーク数は1としてカウントされます。
例えば、AさんがあるWebサイトを朝と夜の2回訪問した場合を考えてみましょう。このとき、訪問回数は2回ですが、ユニーク数としては1人とカウントされます。
この指標によって、実際にどれだけの人がサイトに興味を持って訪れているかを把握できます。広告効果の測定やコンテンツの人気度を分析する際に重要な役割を果たします。
ユニークユーザーの計測方法
ユニーク数の計測には、主にCookie(クッキー)と呼ばれる技術が使用されます。Cookieは、訪問者のブラウザに保存される小さなデータファイルです。
アクセス解析ツールは、このCookieを使って同一の訪問者かどうかを判別しています。初めてサイトを訪れた際にCookieが発行され、再訪問時にはそのCookieを読み取ることで同一人物として認識されます。
ただし、Cookieを削除したり、異なるブラウザやデバイスを使用した場合は、別のユーザーとしてカウントされる点に注意が必要です。
ユニーク数が重要な理由
ユニーク数は、Webサイトの実質的な集客力を示す指標として重要視されています。PV数が高くても、少数のユーザーが繰り返し閲覧しているだけでは、新規顧客の獲得にはつながりにくいためです。
また、広告の費用対効果を測定する際にも活用されます。広告経由で何人の新規訪問者を獲得できたかを把握することで、投資対効果の判断材料となります。
サイトの成長度合いを測る際には、ユニーク数の推移を確認することが効果的です。月ごとのユニーク数の増減を見ることで、施策の効果を客観的に評価できます。

ユニーク数は「実際に何人がサイトを見に来てくれたか」を知るための基本指標です。まずはこの数字の意味をしっかり押さえておきましょう。
ユニーク数とPV数の違い
アクセス解析でよく使われる指標として、ユニーク数の他にPV数があります。両者は似ているようで、実は異なる側面を測定しています。それぞれの特徴を理解することで、より正確なサイト分析が可能になります。
PV数の基本的な意味
PV数とは「Page View(ページビュー)」の略で、Webページが閲覧された回数を示します。1人のユーザーが10ページを閲覧すれば、PV数は10としてカウントされます。
PV数は、サイト内のコンテンツがどれだけ見られているかを把握するための指標として活用されます。ページの人気度や、ユーザーがサイト内でどの程度回遊しているかを判断する材料となります。
広告収入を主な収益源とするメディアサイトでは、PV数が重要な指標として扱われることが多いです。
ユニーク数とPV数の違い
両者の違いを具体例で確認してみましょう。あるサイトに3人のユーザーが訪問し、それぞれ5ページ、3ページ、2ページを閲覧したとします。
| 指標 | カウント方法 | 上記例での数値 |
|---|---|---|
| ユニーク数 | 訪問者の人数 | 3 |
| PV数 | 閲覧されたページ数 | 10(5+3+2) |
このように、ユニーク数は「何人が来たか」を、PV数は「何ページ見られたか」を示しています。
サイトの目的に応じて、どちらの指標を重視するかを判断することが大切です。
それぞれの活用シーン
ユニーク数とPV数は、分析の目的によって使い分けることが効果的です。以下に主な活用シーンをまとめました。
指標ごとの主な活用シーン
- ユニーク数:新規顧客獲得施策の効果測定、広告のリーチ数把握
- PV数:コンテンツの人気度測定、サイト内回遊率の分析
- 両方を組み合わせ:1人あたりの平均閲覧ページ数の算出
1人あたりの平均PV数は「PV数÷ユニーク数」で算出できます。この数値が高いほど、ユーザーがサイト内で多くのコンテンツを閲覧していることを示します。

ユニーク数は「来た人の数」、PV数は「見られたページの数」と覚えておくと分かりやすいでしょう。
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ユニーク数とセッション数の違い
ユニーク数と混同されやすい指標として、セッション数があります。セッション数は訪問回数を表す指標であり、ユニーク数とは異なる視点でサイトの利用状況を把握できます。
セッション数の定義
セッション数とは、ユーザーがWebサイトを訪問してから離脱するまでの一連の行動を1回としてカウントした数値です。一般的に、30分以上の無操作があった場合や、日付をまたいだ場合に新しいセッションとして扱われます。
同じユーザーでも、時間を空けて再訪問すれば複数のセッションとしてカウントされる点がユニーク数との大きな違いです。
例えば、1人のユーザーが午前中に1回、午後に1回サイトを訪問した場合、セッション数は2、ユニーク数は1となります。
3つの指標の関係性
ユニーク数、PV数、セッション数の関係性を整理すると、以下のようになります。
| 指標 | 計測対象 | 特徴 |
|---|---|---|
| ユニーク数 | 訪問者数 | 重複を除いた人数 |
| セッション数 | 訪問回数 | 同一ユーザーでも複数カウント |
| PV数 | 閲覧ページ数 | 全ページの閲覧回数合計 |
数値の大小関係は、通常「ユニーク数 ≦ セッション数 ≦ PV数」となります。この関係性を理解しておくことで、データの整合性を確認する際に役立ちます。
3つの指標を組み合わせることで、ユーザーの行動パターンをより詳細に分析できます。
セッション数の活用方法
セッション数は、ユーザーのサイトへの関心度や訪問頻度を把握するのに適しています。セッション数÷ユニーク数の値が高いほど、リピーターが多いことを示します。
また、セッションあたりのPV数(PV数÷セッション数)を算出することで、1回の訪問でどれだけサイト内を回遊しているかを把握できます。
ECサイトでは、購入に至ったセッションの割合(コンバージョン率)を測定する際にセッション数が基準として使われることが多いです。

セッション数は「訪問回数」を表す指標です。ユニーク数と組み合わせることで、リピート率の分析にも活用できます。
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ユニーク数の確認方法
ユニーク数を確認するには、アクセス解析ツールを使用します。代表的なツールであるGoogleアナリティクス4(GA4)での確認方法を中心に解説します。
GA4での確認手順
Googleアナリティクス4では、ユニーク数に相当する指標として「ユーザー」が用意されています。基本的な確認手順は以下の通りです。
GA4でユーザー数を確認する手順
- GA4にログインする
- 左メニューから「レポート」を選択する
- 「ユーザー属性」→「概要」をクリックする
- 表示期間を設定して数値を確認する
GA4では「総ユーザー数」「新規ユーザー数」「リピーターの数」など、複数の角度からユーザー数を確認できます。
分析の目的に応じて、適切な指標を選択することが重要です。
確認時の注意点
ユニーク数を確認する際には、いくつかの注意点があります。まず、計測期間によって数値の意味合いが変わることを理解しておく必要があります。
例えば、1日のユニーク数と1か月のユニーク数は単純に足し合わせることができません。同じユーザーが複数日にわたって訪問した場合、日ごとのユニーク数には重複して計上されるためです。
| 期間設定 | 特徴 | 注意点 |
|---|---|---|
| 日別 | 日々の変動を把握しやすい | 合計しても月間ユニーク数にはならない |
| 週別 | 傾向の把握に適している | 週ごとの重複に注意 |
| 月別 | 長期トレンドの分析に有効 | 季節変動を考慮する |
レポートを作成する際は、比較対象と同じ期間設定で数値を取得することが大切です。
他のツールでの確認
Googleアナリティクス以外にも、ユニーク数を確認できるツールは複数存在します。サーバーログ解析ツールや、有料のアクセス解析サービスなどが挙げられます。
ツールによって計測方法や定義が異なる場合があるため、複数のツールを併用する際は数値に差が出る可能性がある点を認識しておきましょう。
また、スマートフォンアプリの場合は、アプリ専用の解析ツールを使用することで、より正確なユニークユーザー数を把握できます。

GA4でユーザー数を確認する際は、期間設定に気をつけましょう。日別の合計と月間の数値は一致しないことを覚えておくと便利です。
ユニーク数を活用した分析
ユニーク数を取得できるようになったら、次はその数値を活用した分析方法を身につけましょう。他の指標と組み合わせることで、より深い洞察を得ることができます。
集客施策の効果測定
ユニーク数は、集客施策の効果を測定する際の基本指標として活用されます。広告やSNS、SEOなど、各チャネルからの流入ユーザー数を比較することで、効果的な施策を特定できます。
新規ユニークユーザーの獲得数を追跡することで、認知拡大施策の成果を数値で確認できます。
施策の実施前後でユニーク数の変化を比較する際は、季節要因や外部環境の影響も考慮することが重要です。
サイト改善への活用
ユニーク数をページ別に分析することで、人気のあるコンテンツや改善が必要なページを特定できます。ユニーク数が多いページは、ユーザーのニーズに合致している可能性が高いといえます。
ユニーク数を活用したサイト改善のポイント
- ユニーク数の多いページの特徴を分析する
- 流入経路別のユニーク数を比較する
- 時間帯・曜日別の傾向を把握する
- デバイス別のユニーク数を確認する
これらの分析結果をもとに、コンテンツの拡充や導線の改善を行うことで、サイト全体のパフォーマンス向上につながります。
定期的にユニーク数の推移を確認し、変化の要因を分析する習慣をつけることが大切です。
目標設定と評価
ユニーク数は、Webサイトの目標設定にも活用できます。月間ユニークユーザー数の目標を設定し、達成度を評価することで、サイト運営の方向性を明確にできます。
目標設定の際は、過去のデータや業界の傾向を参考にしながら、現実的かつ挑戦的な数値を設定することが効果的です。
また、ユニーク数だけでなく、コンバージョン率や売上との関連性も分析することで、ビジネス成果に直結する改善施策を立案できます。

ユニーク数の分析は、サイト改善の第一歩です。数値の変化に注目しながら、継続的に改善を重ねていきましょう。
よくある質問
- ユニーク数とユニークユーザー数は同じ意味ですか?
-
はい、同じ意味で使われることが一般的です。ユニーク数は「ユニークユーザー数」の略称として使用されています。どちらも重複を除いた訪問者数を指しており、アクセス解析の現場では同義語として扱われています。
- 同じ人がスマホとパソコンでアクセスした場合、ユニーク数はどうなりますか?
-
一般的に、異なるデバイスからのアクセスは別々のユーザーとしてカウントされます。これは、ユニーク数の計測がCookieに基づいているためです。ただし、Googleアナリティクス4ではGoogleアカウントへのログイン情報などを活用して、クロスデバイスでの同一ユーザー識別を行う機能も提供されています。
- ユニーク数を増やすにはどうすればよいですか?
-
ユニーク数を増やすためには、新規訪問者の獲得施策が重要です。SEO対策によるオーガニック流入の増加、SNSでの情報発信、広告出稿などが一般的な方法として挙げられます。また、既存ユーザーからの口コミや紹介を促進することも効果的な施策の一つです。
まとめ
ユニーク数は、Webサイトに訪れた重複のない訪問者数を示す重要な指標です。PV数やセッション数とは異なり、実際に何人のユーザーがサイトを訪問したかを把握できます。
これらの指標を正しく理解し、使い分けることで、より効果的なサイト分析が可能になります。Googleアナリティクス4では「ユーザー」として確認でき、期間設定に注意しながら活用することが大切です。
ユニーク数を継続的に追跡し、他の指標と組み合わせて分析することで、サイト改善や集客施策の効果測定に役立てることができます。まずは自社サイトの現状を確認し、目標設定と改善のサイクルを回していきましょう。

