URLパラメータの書き方・設定方法|SEO対策の注意点と活用例5選を実践解説

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Webサイトの分析やマーケティング施策を行う際、URLパラメータの理解は欠かせません。URLパラメータとは、URLの末尾に付加される追加情報のことで、ユーザーの流入経路の特定や広告効果の測定など、さまざまな用途で活用されています。しかし、設定方法を誤るとSEOに悪影響を及ぼす可能性があるため、正しい知識を身につけることが重要です。本記事では、URLパラメータの基本的な書き方から、SEO対策における注意点、実践的な活用例まで詳しく解説します。これからURLパラメータを活用したい方や、すでに使用しているものの効果を最大化したい方は、ぜひ参考にしてください。

この記事でわかること
  • URLパラメータの基本構造と正しい書き方

URLパラメータは「?」から始まり、「キー=値」の形式で記述します。複数のパラメータは「&」で連結するのが基本ルールです。

  • SEO対策で押さえるべき重要な注意点

URLパラメータの不適切な使用は重複コンテンツ問題を引き起こし、検索順位に悪影響を与える可能性があります。canonicalタグの設定が効果的な対策となります。

  • 実践で役立つ5つの活用パターン

広告効果測定、流入経路分析、A/Bテスト、ECサイトの商品絞り込み、アフィリエイト計測など、ビジネス成果に直結する活用方法があります。

目次
監修者情報

TechSuite株式会社
COO バクヤスAI事業統括

倉田 真太郎

大学在学中よりWEBディレクターとして実務経験を開始。生成AI活用型SEO記事代行事業を立ち上げ、同カテゴリ内で市場シェアNo.1を獲得。同サービスで20,000記事超のAIライティング実績。0から1年間で月間300万PVのメディアを立ち上げ、月間1億円超の売上創出に寄与した経験を有する。

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URLパラメータの基本構造

URLパラメータを正しく設定するためには、まずその基本構造を理解することが大切です。URLパラメータは、Webページに追加情報を渡すための仕組みであり、データの受け渡しやトラッキングなど多くの場面で活用されています。

URLパラメータの構成要素

URLパラメータは「?」「キー」「=」「値」「&」の5つの要素で構成されています。まず「?」はパラメータの開始を示す記号で、URLの末尾に付加します。「キー」は渡したい情報の種類を表し、「値」はその具体的な内容を示します。

複数のパラメータを使用する場合は「&」で連結します。たとえば、流入経路と広告キャンペーンの情報を同時に渡したい場合、2つ以上のパラメータを組み合わせることが可能です。

以下の表で、各構成要素の役割を整理しています。

構成要素 役割 記述例
?(クエスチョンマーク) パラメータの開始を示す ?utm_source=google
キー 情報の種類を指定 utm_source, utm_medium
=(イコール) キーと値を結びつける source=newsletter
具体的な情報を記述 google, email, cpc
&(アンパサンド) 複数パラメータを連結 &utm_medium=cpc

アクティブとパッシブの違い

URLパラメータには「アクティブパラメータ」と「パッシブパラメータ」の2種類があります。アクティブパラメータは、ページの表示内容を変更するために使用されます。たとえば、ECサイトで商品を価格順に並び替えたり、特定のカテゴリで絞り込んだりする際に利用されます。

パッシブパラメータは、ページの表示内容には影響を与えず、主にトラッキング目的で使用されます。Google AnalyticsのUTMパラメータがその代表例です。

SEO対策においては、この2種類の違いを理解することが重要です。アクティブパラメータは重複コンテンツの原因になりやすく、パッシブパラメータは適切に管理すれば問題を回避しやすい傾向があります。

UTMパラメータの種類

トラッキング目的で最もよく使用されるのがUTMパラメータです。UTMとは「Urchin Tracking Module」の略で、Googleが提供するアクセス解析の仕組みに由来しています。

主要なUTMパラメータには、utm_source(参照元)、utm_medium(メディア)、utm_campaign(キャンペーン名)、utm_term(キーワード)、utm_content(コンテンツ)の5種類があります。これらを組み合わせることで、詳細な流入分析が可能になります。

以下の表で、各UTMパラメータの用途を確認できます。

パラメータ名 必須/任意 用途
utm_source 必須 参照元サイトを識別(google, facebook等)
utm_medium 必須 メディアの種類を指定(cpc, email, social等)
utm_campaign 必須 キャンペーン名を設定
utm_term 任意 有料検索のキーワードを記録
utm_content 任意 広告のバリエーションを区別

URLパラメータの基本を理解することで、正確なデータ収集と分析が可能になります。まずは構造をしっかり押さえましょう。

URLパラメータの書き方

URLパラメータの基本構造を理解したら、次は実際の書き方をマスターしましょう。正しい記述方法を身につけることで、エラーを防ぎ、意図した通りのデータ収集が可能になります。

基本的な記述ルール

URLパラメータを記述する際は、いくつかの基本ルールを守る必要があります。まず、パラメータはURLの末尾に「?」を付けてから記述します。1つ目のパラメータの後に続けて追加する場合は「&」を使用します。

キーと値には半角英数字を使用し、日本語や特殊文字はURLエンコードする必要があります。たとえば、スペースは「%20」、日本語は対応するエンコード文字に変換されます。

また、キーと値は大文字と小文字が区別される場合があるため、一貫した記述を心がけることが重要です。多くの場合、小文字で統一することが推奨されています。

URLパラメータの記述で押さえるべきポイント

  • パラメータの開始は「?」を使用する
  • 複数パラメータは「&」で連結する
  • 半角英数字を基本とし、特殊文字はエンコードする
  • キーと値の大文字小文字を統一する

Campaign URL Builderの活用

GoogleはUTMパラメータを簡単に生成できる「Campaign URL Builder」というツールを無料で提供しています。このツールを使用すると、必要な項目を入力するだけで正しい形式のURLを自動生成できます。

Campaign URL Builderでは、WebサイトのURL、キャンペーンソース、メディア、キャンペーン名などを入力フォームに記入するだけでパラメータ付きURLが完成します。手動で記述する際に発生しやすい入力ミスを防げるため、特に初心者の方におすすめです。

ツールはGoogleの開発者向けサイトで公開されており、ブラウザからすぐにアクセスできます。複数のURLを一括で生成したい場合は、スプレッドシートと組み合わせる方法も効果的です。

記述時のよくあるミス

URLパラメータの記述では、いくつかの典型的なミスが発生しやすい傾向があります。最も多いのは「?」と「&」の使い分けを間違えるケースです。1つ目のパラメータに「&」を使用したり、2つ目以降に「?」を使用したりすると、正しく動作しません。

また、スペースをそのまま入力してしまうケースも頻繁に見られます。URLにスペースが含まれるとリンク切れの原因になるため、必ずエンコードするか、ハイフンやアンダースコアで代用しましょう。

さらに、パラメータ名の表記ゆれも問題を引き起こします。「utm_source」と「UTM_Source」のように異なる表記を混在させると、アクセス解析で正しく集計されない可能性があります。命名規則を事前に決めて、チーム内で統一することが大切です。

Campaign URL Builderを活用すれば、入力ミスを減らして効率的にURLパラメータを生成できますよ。

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URLパラメータのSEO対策

URLパラメータは便利な機能ですが、SEOの観点からは注意が必要です。不適切な設定は検索順位に悪影響を与える可能性があるため、正しい対策を講じることが重要です。

重複コンテンツの問題

URLパラメータがSEOに悪影響を与える最大の要因は、重複コンテンツの発生です。パラメータが異なるだけで同じ内容のページが複数存在すると、検索エンジンはそれらを別々のページとして認識してしまいます。

重複コンテンツが発生すると、ページの評価が分散し、本来の検索順位よりも低くなる可能性があります。これは「カニバリゼーション」とも呼ばれ、同じサイト内のページ同士で検索順位を奪い合う状態を指します。

たとえば、ECサイトで商品一覧を表示する際、並び替え順やページ番号のパラメータによって大量の重複URLが生成されることがあります。これらすべてが検索エンジンにインデックスされると、サイト全体の評価に影響を与える恐れがあります。

canonicalタグの設定方法

重複コンテンツ問題を解決する最も効果的な方法が、canonicalタグの設定です。canonicalタグは「正規URL」を検索エンジンに伝えるためのHTMLタグで、複数のURLの中から代表となる1つを指定できます。

設定方法は、HTMLのhead要素内に「link rel=”canonical” href=”正規URL”」を記述するだけです。パラメータ付きURLのページでも、パラメータなしの基本URLをcanonicalとして指定することで、評価の分散を防げます。

canonicalタグを正しく設定すると、検索エンジンは指定されたURLを優先的にインデックスし、重複URLの評価を正規URLに統合してくれます

Google Search Consoleの活用

Google Search Consoleには、URLパラメータの処理方法を検索エンジンに伝える機能があります。この機能を使用すると、特定のパラメータをクロール対象から除外したり、パラメータの意味を明確に伝えたりできます。

Search Consoleの「設定」から「URLパラメータ」の項目にアクセスし、各パラメータがページの内容に影響を与えるかどうかを指定します。トラッキング用のパラメータは「いいえ、ページコンテンツに影響しません」を選択することで、不要なクロールを減らせます。

ただし、この設定は誤って行うと重要なページがインデックスされなくなるリスクがあります。設定前に十分な確認を行い、必要に応じて専門家に相談することをおすすめします。

robots.txtでの制御

robots.txtファイルを使用して、特定のパラメータ付きURLをクロール対象から除外する方法もあります。この方法は、大量のパラメータ付きURLが存在する場合に効果的です。

robots.txtでは「Disallow」ディレクティブを使用して、特定のパターンに一致するURLへのアクセスをブロックできます。たとえば、セッションIDやソート順のパラメータを含むURLを一括で除外することが可能です。

ただし、robots.txtによる制御はクロールを禁止するだけで、インデックスからの除外を保証するものではありません。より確実な対策としては、canonicalタグとの併用が推奨されています。

URLパラメータのSEO対策チェックリスト

  • canonicalタグが正しく設定されているか確認する
  • Google Search Consoleでパラメータの処理方法を指定する
  • 不要なパラメータ付きURLがインデックスされていないか確認する
  • robots.txtの設定が適切か定期的に見直す

SEO対策ではcanonicalタグの設定が最も重要です。まずはここから取り組んでみましょう。

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URLパラメータの活用例5選

URLパラメータは、さまざまなビジネスシーンで活用できます。ここでは、実践的な5つの活用パターンを具体的に解説します。それぞれの用途を理解して、自社の施策に取り入れてみましょう。

広告効果測定への活用

URLパラメータの最も一般的な活用方法が、広告効果の測定です。Google広告やSNS広告を運用する際、UTMパラメータを設定することで、どの広告からどれだけのアクセスがあったかを正確に把握できます。

広告ごとに異なるパラメータを設定しておくと、Google Analyticsでキャンペーン別、広告グループ別、クリエイティブ別の成果を詳細に分析できます。これにより、効果の高い広告に予算を集中させるなど、データに基づいた意思決定が可能になります。

以下の表で、広告効果測定におけるパラメータ設定例を確認できます。

広告種類 utm_source utm_medium utm_campaign
Google検索広告 google cpc spring_sale
Facebook広告 facebook paid_social spring_sale
メールマガジン newsletter email spring_sale

流入経路分析での活用

オーガニック検索や直接流入以外の流入経路を詳細に分析する際にも、URLパラメータは有効です。自社で発信するメールやSNS投稿、外部サイトへの掲載依頼など、さまざまなタッチポイントにパラメータを設定できます。

たとえば、同じメールマガジン内でも複数のリンクを設置する場合、utm_contentパラメータを使い分けることで、どのリンクがクリックされやすいかを分析できます。この情報は、今後のコンテンツ作成やレイアウト改善に活かせます。

流入経路の詳細な分析により、どのチャネルがコンバージョンに貢献しているかを把握し、マーケティング戦略の最適化につなげることができます

A/Bテストでの活用

ランディングページや広告クリエイティブのA/Bテストを実施する際、URLパラメータを活用すると効果測定が容易になります。異なるバージョンに別々のパラメータを割り当てることで、各バージョンのパフォーマンスを正確に比較できます。

utm_contentパラメータを使用して「version_a」「version_b」のように区別するのが一般的な方法です。テスト結果をGoogle Analyticsで確認し、コンバージョン率や滞在時間などの指標を比較分析します。

この手法を継続的に行うことで、ユーザーの反応が良いコンテンツの傾向を把握し、Webサイト全体の改善に役立てることができます。

ECサイトでの絞り込み機能

ECサイトでは、商品の検索や絞り込み機能にURLパラメータが活用されています。カテゴリ、価格帯、色、サイズなどの条件をパラメータとして渡すことで、ユーザーが求める商品を効率的に表示できます。

ただし、前述の通り、アクティブパラメータはSEO上の注意が必要です。検索条件の組み合わせによって大量のURLが生成される場合は、canonicalタグの設定やnoindexの適用を検討してください。

ECサイトのURLパラメータ設計では、ユーザビリティとSEOのバランスを考慮することが重要です。必要に応じて、重要なカテゴリページには静的URLを用意し、細かな絞り込みにはパラメータを使用するなどの使い分けが効果的です。

アフィリエイト計測での活用

アフィリエイトプログラムを運営する際、各アフィリエイターからの流入を識別するためにURLパラメータが使用されます。アフィリエイター固有のIDをパラメータとして付与することで、成果の帰属を正確に管理できます。

たとえば「?affiliate_id=12345」のようなパラメータを設定し、コンバージョンが発生した際にどのアフィリエイターからの紹介かを特定します。この情報は報酬計算の基礎データとなります。

アフィリエイト計測用のパラメータは、パッシブパラメータに分類されるため、適切なcanonical設定を行えばSEOへの影響を最小限に抑えられます。

URLパラメータを活用すれば、マーケティング施策の効果を数値で把握できるようになります。ぜひ自社で試してみてください。

URLパラメータ設定の注意点

URLパラメータを効果的に運用するためには、いくつかの注意点を把握しておく必要があります。設定ミスや管理の不備は、データの信頼性低下やSEOへの悪影響につながる可能性があります。

命名規則の統一

URLパラメータを継続的に使用する場合、命名規則を統一することが極めて重要です。チームで運用する際に、各自が異なる命名をしてしまうと、データの集計や分析が困難になります。

命名規則は事前にドキュメント化し、関係者全員で共有することで、一貫性のあるデータ収集が可能になります。たとえば、utm_sourceには「google」「facebook」など小文字で統一する、utm_campaignには「年月_キャンペーン名」の形式を使用するなど、具体的なルールを決めておきましょう。

以下の表で、命名規則の例を確認できます。

パラメータ 命名規則
utm_source プラットフォーム名を小文字で google, facebook, twitter
utm_medium メディア種類を英語で cpc, email, social, referral
utm_campaign 年月_キャンペーン名 202401_newyear_sale
utm_content コンテンツの特徴を記述 banner_red, text_link

URLの長さに関する考慮

URLパラメータを追加すると、URL全体の長さが増加します。一般的に、URLは2,000文字以内に収めることが推奨されています。これを超えると、一部のブラウザやサーバーで正しく処理されない可能性があります。

また、長いURLはユーザーにとっても見づらく、SNSでシェアされた際に切れてしまうリスクがあります。必要なパラメータのみを使用し、冗長な情報は避けるよう心がけましょう。

URL短縮サービスを利用する方法もありますが、この場合はパラメータ情報がURL上で確認しにくくなるデメリットがあります。用途に応じて適切な方法を選択してください。

テスト環境での検証

URLパラメータを本番環境で使用する前に、必ずテスト環境で検証を行いましょう。パラメータが正しく動作しているか、Google Analyticsなどのツールで想定通りにデータが記録されるかを確認します。

検証の際は、Google Analyticsのリアルタイムレポートを活用すると便利です。テスト用のURLにアクセスし、リアルタイムでデータが反映されるかを確認できます。

テストを怠ると、キャンペーン期間中に正確なデータが取得できず、後から修正が効かない事態に陥る可能性があります。事前検証は必ず実施するようにしてください。

URLパラメータ運用の注意点チェックリスト

  • 命名規則をドキュメント化して共有しているか
  • URLの長さが適切な範囲に収まっているか
  • 本番運用前にテスト検証を実施したか
  • 定期的にパラメータの整理と見直しを行っているか

運用ルールを明確にしておくことで、長期的に信頼性の高いデータを収集できます。

よくある質問

URLパラメータは検索順位に影響しますか?

URLパラメータ自体が直接検索順位を下げることはありません。ただし、パラメータによって重複コンテンツが発生すると、ページの評価が分散して順位に悪影響を与える可能性があります。canonicalタグを適切に設定することで、この問題を回避できます。

UTMパラメータの設定で必須の項目はどれですか?

Google Analyticsでデータを正しく計測するためには、utm_source、utm_medium、utm_campaignの3つが必須です。utm_termとutm_contentは任意ですが、より詳細な分析を行いたい場合は設定することをおすすめします。

URLパラメータとハッシュの違いは何ですか?

URLパラメータは「?」から始まり、サーバーに情報を送信するために使用されます。一方、ハッシュ(#)はページ内の特定位置へのリンクに使用され、サーバーには送信されません。Google Analyticsのトラッキングにはパラメータを使用する必要があります。

パラメータ付きURLをSNSでシェアしても問題ありませんか?

問題ありません。むしろ、パラメータを付けてシェアすることで、SNSからの流入を正確に計測できます。ただし、URLが長くなりすぎる場合は見た目が悪くなるため、URL短縮サービスの利用を検討してもよいでしょう。

まとめ

URLパラメータは、Webマーケティングにおいて欠かせないツールです。正しい書き方と設定方法を理解することで、広告効果の測定や流入経路の分析を精度高く行えるようになります。

SEO対策としては、重複コンテンツの問題を防ぐためにcanonicalタグの設定が重要です。Google Search Consoleやrobots.txtも併用することで、より確実な対策が可能になります。

実践的な活用では、広告効果測定、流入経路分析、A/Bテスト、ECサイトの絞り込み、アフィリエイト計測の5つのパターンを紹介しました。自社の課題やニーズに合わせて、適切な方法を選択してください。運用においては、命名規則の統一やテスト検証を怠らず、継続的にデータの質を担保することが成功への近道です。

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